子育て 子どもにはグローバルになってほしい・・ これからの時代、英語ができるかできないかで将来の収入が大きく変わってくるという話をよく聞くようになりました。日本の企業であっても英語を社内公用語にしている会社もありますし、海外の方とやり取りする会社も多いと思います。東京オリンピック開催にあたって、英会話体験ができる施設や外国人旅行客向けのサービスもものすごく充実しました。ビジネスだけでなくプライベートでも、海外旅行に行ったときにもっと英語が話せれば、現地の方とのコミュニケーションも取れるし何倍も楽しめるのにな、と行くたびに思うのです。ただ、大人になってから急に英語を勉強しようと思っても、なかなかすぐに身につくものではありません。特に苦労するのはヒアリングではないでしょうか。日本語にはない子音がどうしても聞き取りにくいのです。「L」と「R」の発音を始めとして、dogとduckの違いもネイティブ発音だと聞き間違えてしまう・・・。子どもにはそんな英語に対する悩みを持たせたくないので、私なりに英語教育についていろいろ調べました。 耳を慣らすのは10ヶ月から、始めるのは2歳半頃から まず英語のリスニング力を鍛え発音を良くするには、生後10か月までに英語の流れる環境にすることが効果的だそうです。生後10か月までは音を聞き取り吸収する力が飛躍的に伸びますが、それ以降は緩やかになり、効果が薄れていくということです。ネイティブのような綺麗な発音を重視するなら生後10か月までに英語教育を始めた方が良いようです。教育といっても、はじめは英語の歌をかけ流したり、英語の絵本を読んだりといったレベルです。ただ、ここで生じる疑問が日本語も習得できていないうちから同時に英語も習得させようとすると混乱するのではないか?という疑問です。やはり同時に2つの言語を習得しようとすると、思考力が低下してしまうようです。思考力を重視するなら、日本語をある程度習得してから英語教育をするのが良い、ということになります。今後10年~20年でAIの進歩によって、今の仕事の49%はなくなると言われる時代、単に英語を話せるだけでは通用しなくなるでしょう。英語力は基礎的なスキルとして必要で、思考力がより重要かと思います。自分で考える力、問題解決する力、壁にぶち当たったときに乗り越えていける力をつけなければ生き残れないと言えます。では、結局のところ、いつから英語教育を始めれば良いのか。結論2歳半~3歳までの間に始めるのが良いのかなと思います。日本語をある程度取得し話せるようになってきたら、英語にも力を入れていく。多少発音が完全にネイティブレベルではなくても、通じれば良いのです。第一優先は思考力、その次に英語力を鍛えるというプランで2歳半頃から英語を始めたいと思います。