涙の銀メダル

北京五輪は本当に色々なドラマがあります。

昨日は女子パシュートで、悲劇が起きました。

金メダルを狙えるタイムでカナダを僅かに
リードしていた日本が、ゴール手前60mで
最後尾の高木菜選手が転倒。

前回大会に続く連覇を目前に敗れた瞬間でした。

番組のコメンテーターを務めた清水宏保さんは
氷にできた溝にはまったことが原因と分析。

氷の溝の悪夢は羽生結弦選手を思い出させます。

競技をする方々にとっては氷の溝ができることは
当たり前のことなのかもしれないですが、素人からすると
「それがなければ・・」と悔しい気持ちになってしまいます。

五輪に潜む魔物。
今大会はメダルを期待された選手たちに牙を向いた
印象が強く残る、涙なしには見られない場面が多い
大会になっています。

羽生選手、高梨選手・・これまでトップを走り続けてきた
選手が相次いで魔の手にかかってしまいました。

一方で、冬季大会として過去最多のメダルを
獲得していることも事実。

トップに君臨し続けることの難しさと、
世代交代の波が近づいていることを感じた大会でした。