子育て 昨日は節分でしたね。子どもの保育園にも鬼が来て子どもたちは泣いて逃げ回っていたようですが娘は涙を溜めながら必死で鬼にボール(豆の代わり)を投げていたそうです。豆は誤飲のおそれがあって危ないので、最近は袋のまま投げたり、新聞紙を豆代わりにしたりするのが主流みたいですね。子どもやお年寄りが喉に食べ物を詰まらせてしまうことがまだまだ起こってしまっています。本人はもちろん、それを防げなかった周りの人たちの憔悴は尋常じゃないと思います。大好きな葡萄やゼリーも、大きさや固さ、角度によっては危険なものになるので、「これくらい大丈夫だろう」ではなく、十分に注意しなければいけないですね。 恵方巻きの由来は? 一説には、恵方巻きは江戸時代から明治時代にかけて大阪の花街で節分のお祝いや商売繁盛を祈るために始まったそうです。花街なので、芸遊びをしながら恵方巻きを食べたりしたようですね。また名前も恵方巻きという名前ではなく、「丸かぶり寿司」などと呼ばれることが多かったようです。太巻き一本を”丸かぶり”、なんとも豪快で楽しい行事ですね。 恵方巻きの食べ方 恵方巻きの食べ方にはルールがありますね。・一人一本の恵方巻きを用意する (七福神にちなみ、7種類の具を入れる)・食べているときは喋ってはいけない・その年の恵方を向いて食べる・願い事をしながら、残さずに食べ切るちなみにこの恵方はどのように決まるのでしょうか?恵方はその年の福徳を司る「歳福神」がいる方向を指しているそうです。そしてその方角は、陰陽道の十干(じっかん)で決まっています。わかりやすくすると、西暦の下一桁でわかります。西暦の1の位が4、9:東北東0、5:西南西1、3、6、8:南南東2、7:北北西なので2022年の今年の恵方は「北北西」でした。 なんとなく風習として恵方巻きを食べていましたが、恵方の意味、起源を知ると昔の人の幸せを願う姿が想像できます。子どもにも、ちゃんと伝えていきたいと思います。